弘法大師・空海

第54話 真言宗

 殆どの方が「真言宗」は、弘法大師空海が開かれたと理解されているならば喜ばしい事だが、義務教育では宗教教育を避けてとおる為か、その教えも徹底はなく、「空海も最澄も知らない」という嘆かわしい結果で、お坊さんになるために、仏 […]

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菅野秀浩のちょっといい話
執筆年
2000-2002
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仏教用語弘法大師・空海
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第55話 真言宗II

 真言宗は「密教」である。  密教は、瓶に水を溢れるばかりに満たし、その水を一滴も余す事なく他の瓶に移すように法を伝える事を本義とする。  奥義や法則を、師から弟子へ余す事なく伝えることを相承(そうじょう)というが、真言 […]

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菅野秀浩のちょっといい話
執筆年
2000-2002
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仏教用語弘法大師・空海
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第57話 曼荼羅(マンダラ)

 便宜上カタカナでマンダラと表記する。  マンダラは、密教の中でも、殊に真言密教では重要な法具で、弘法大師も遣唐使として長安(西安市)で受法されて後、日本に帰国し、唐より持ち帰ったお経や密教法具を朝廷に報告する文「御請来 […]

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菅野秀浩のちょっといい話
執筆年
2000-2002
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弘法大師・空海仏教用語
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第58話 曼荼羅II

 マンダラは、密教辞典によると「輪円具足・極無比味・無過上味・聚集・発生・壇・道場」とされ、欠けることの無い、すべてに円満な成就された境地(輪円具足)をいい、或いは五味(乳・酪・生酥・熟酥・醍醐)の内の醍醐で、比較する味 […]

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菅野秀浩のちょっといい話
執筆年
2000-2002
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仏教用語弘法大師・空海
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第39話 神の国の国境

 今回は、ずいぶん前に佐賀の蒼龍林さんからいただいていたお題です。どの宗教でも他の宗教を勧めるものはない、自分の教えが絶対と思っている……一体、それぞれの神や仏の世界ではどういうことになっているんだろう、という疑問からの […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
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お釈迦様弘法大師・空海
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第92話 井戸の蛙と、笑わば、笑え!

 一年間の教師生活をしたといえども、な~んにもできないで辞めてしまったから、寺に生まれ、育った私は言わばお坊さんの純粋培養みたいなもの。そんな私でも、宗派の布教誌の編集や、ご詠歌を一生懸命、もうやり過ぎじゃない?と揶揄さ […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
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禅語・禅問答弘法大師・空海
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第171話 セッセッセーのヨイヨイヨイ

 読者の皆さんは、ご詠歌とか和讃というものを聞いたことがあるだろうか。念仏よりもずっとメロディがしっかりしている日本独特の宗教歌で、鈴を鳴らし、伏せ鉦を叩いてリズムを取りながら唱える。 実は、私はこのご詠歌が専門なのであ […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
日本文化・伝統弘法大師・空海
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