病気

第79話 ボケ防止

 人間の脳細胞は140億個といわれるが、20歳を過ぎると1日10万個ずつ死滅してゆくという。したがって50歳になると10億個が死滅してしまう計算になる。  さて、人間の脳細胞140億個のうち、実際にはたらいているのは40 […]

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佐藤俊明のちょっといい話
執筆年
1996-1999
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生と死病気
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第11話 病は気から

 たとえそれが体の病であっても、心の影響をうけないものはなく、心のもつれの方を正しく処理することが決定的な意味を持つ場合が思いのほか多い。それを科学的な立場から実証しているのが、最近の身体精神医学である。  私の知人の三 […]

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長谷川正徳のちょっといい話
執筆年
1999-2000
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病気ストレス
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第27話 身体と心は分けられない ─感謝の心は健康のもと─

 「健全なる精神は、健全なる身体に宿る」  これはローマの詩人ユベナリスの言葉を翻訳したものであることは誰もが知るところであるが、詩人ユベナリスの本来の意味は、実は、  「我は欲す、健康なる精神を健康なる身体に」 という […]

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長谷川正徳のちょっといい話
執筆年
1999-2000
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仏教用語病気ストレス
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第36話 心と体はひとつのもの ─心身一如─

 「病は気から」という古くからの言葉がある。普通は、単なるもののたとえとして、病人を勇気づける場合などに使われている。ところがこの言葉は、本来の意味で、実は今の新しい医学のひとつの見方でもある。  最近、ある新聞で高田明 […]

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長谷川正徳のちょっといい話
執筆年
1999-2000
法話タグ
生と死病気
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第51話 ガン告知を考える

 平成5年12月15日、テレビ司会者逸見政孝氏はガンとの壮絶な闘いに敗れて亡くなった。ガン闘病生活を宣言してから百日余、しかし現代医学にとって難病といわれるスキルスガンに克つことはできなかった。 逸見さんはガンの告知を受 […]

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長谷川正徳のちょっといい話
執筆年
1999-2000
法話タグ
生と死病気
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第72話 ちひろ大明神

 先日ある地方新聞に「霊験あらたか“孫のお守り”」という次のような投書が掲載されました。  『私に“ちひろ”という孫がいます。その子が中学生だった頃に、私が二度目のノドの手術をしなくてはならなくなり、娘たちが病院まで車で […]

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長谷川正徳のちょっといい話
執筆年
1999-2000
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道徳・信仰病気
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第18話 やることやった

 今回は、ちょっと身内の話を書きます。  父は72歳で7年前に亡くなりました。肝臓ガンでした。亡くなる3年ほど前のこと、体調が良くなかった父がボソッと私に言いました。「俺は、お前達(兄と私のこと)に認めてもらえないと、死 […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
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生と死病気親子
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第86話 イキイキした目

 入院しているアナウンサーのMさんを見舞った。今年80歳である(第8、15、16、65、66話に登場してくれている方です)。軽い黄疸が出たので検査したら、即入院になってしまったらしい。  入院の知らせを受けて3週間後、ア […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
法話タグ
病気
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第87話 病院の暗さ

 Mさんを見舞って、病院の自動ドアから外に出て、私はふと思った。 どんなに病院が近代的なデザインを取り入れた内装をほどこしても、食事を選べるようになっても、看護婦さんたちがハキハキしていても、病院、特に病室は独特の暗さを […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
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病気生きかた
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第99話 お元気の裏側-七五三-

 ありがたいことに、この秋も月に2、3回はお話を頼まれているのだが、司会者の、穴があったら入りたいような紹介の後、皆さんの前にでて私は開口一番“聞いて極楽、見て地獄、名取でございます”と言う(ご婦人が少なければ“破れ猿股 […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
法話タグ
病気親子
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第106話 大往生って言わないで

 70歳の男性が亡くなった。その一年ほど前から身体の具合が悪く入院したことは知っていた。しかしその間、家族が先祖の墓参り来た時に「お父さんの調子いかがですか」とは、聞けなかった。お坊さんがそんなことを尋ねれば“死ぬ時期を […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
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葬儀お墓参り病気
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第107話 頑張ってって言わないで

 うつ病の人に“がんばって”と言ってはいけない。回復しようと一所懸命になって頑張っていて、それ以上は無理なのに、そんなことを言われれば、精神的負担が増し症状が悪化することがあるからだ。  身近な人を亡くして間もない人にも […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
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失敗から学ぶ病気
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第120話 早期癌で良かった…

 22年前に、母の膵臓癌が見つかった。自分自身のことであるのに、母は自分の病名を知らず、私たち家族は母を1年半だまし続け、母はだまされた振りをしてくれて逝った。そのことがきっかけで、当時仏教情報センターが月一回、築地本願 […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
生と死病気
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第122話 それを修行っていうんでしょ

 意識が朦朧とした時に人の本性が出てしまう、とお年寄りの治療をしてきた早川先生(第121話「バカは死ななきゃ…」参照)は言う。だとしたら、このサイトで120回にもわたってエラソ~なことを書き続けている私は、病気になって意 […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
病気
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第123話 いい・かげん

 さて、今回は掛川市の“ひじき”さんからのリクエストのお題をそのままイッタダッキマ~ス。  今年大学に入った次男が小学校5年生の時のことだ。次男だから、親からかまわれなかった反動で無鉄砲なところもあるのだが、兄の失敗を見 […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
病気親子
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第125話 病の流れ流れて行くところ?

 今回の“都鳥”さんからのお題は、最後の?マークが、じつに深いです。病をかかえている方の心の揺らぎがそのまま出ているような気がします。 幸いなことに私は、入院はおろか、通院するような病気にもなったことがありません(そんな […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
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生と死病気親子
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第142話 皆に待たれて 逝(ゆ)く人は

 芸能界では、人気絶頂の時に引退する人が時々います。山口百恵、キャンディーズなど、ファンならずとも「まだ続ければいいのに」と引退を惜しみました。さらに引退ではなく、尾崎豊、X-JAPANのhideたちのように人気絶頂で亡 […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
病気親子生と死
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第195話 自分の居場所

 仏教に「無住処(むじゅうしょ)」という言葉があります。漢字から“住む所が無い”だからホームレスだと思ったら大間違い。これは、特定の場所に留まっていない、縛られていない、自由にどこにでもいられる――という、とてもいい意味 […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
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病気親子生きかた
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第197話 心の病気と気持ち

 「もうそろそろダメかもしんないな……」  肝臓ガンだった父は自分の体調がすぐれないと、すぐにこんなセリフを私に言った。何度も言われる方は、たまったものではない。 「“もう死んじゃうかもしれない”って言われたって、どうし […]

法話カテゴリ
名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
病気話し方・考え方
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