菩提寺

第7話 保険と観音さま

 「福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)」  これは『観音経』の末尾に出てくる言葉である。  「福聚」は福の集まること、それが海のように広大で洋々として、しかも無量であるというのであって、これは観音さまの徳を讃えた言葉であ […]

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佐藤俊明のちょっといい話
執筆年
1996-1999
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仏教用語布施菩提寺
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第17話 互助 VI 檀家

先述(第16話 互助Ⅴ 布施)のとおり、日本仏教は寺の維持管理や堂宇の造立には、普請(ふしん:建設の仏教語で、広く寄進を集めてお堂等を造営すること)の語が示すように、檀家制度という特定の組織によって、その賄いや経費が集め […]

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菅野秀浩のちょっといい話
執筆年
2000-2002
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菩提寺
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第38話 お経料って書かないで!

 「住職さん、この包みには何て書けばいいんですか?お布施ですか、お経料ですか?」 「お布施がいいですよ。」 「お経料じゃダメ?」 「ダメです。料っていう字は、はかるっていう意味ですよ。坊さんの読経をはかるなんて変じゃない […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
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菩提寺布施
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第52話 墓相

 「住職さん。親戚の人に、お墓に大きくなる木を植えると、その家の幸運が吸い取られるって聞いたけど本当ですか?」「嘘です。でも、本当です」「?」「確かに、お墓を覆い隠すような大きな木があるお宅はあまり繁栄はしていません。世 […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
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菩提寺お墓参り
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第89話 20年の重さ

 今回は朝、塔婆を書いていてふと思ったことを書きます。  明治以来120年間住職がいなかった密蔵院に夫婦で入って今年で20年になる。そして、57歳で母が亡くなって来年で20年になる。  20年前、密蔵院には広間として8畳 […]

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名取芳彦のちょっといい話
執筆年
2002-2004
法話タグ
菩提寺夫婦
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第163話 霊感商法の手口

 自分にとっての不都合の原因が思いつかない時、新聞折り込みの霊感商法のチラシ。「霊の障りは実在するのです。手遅れにならないうち早めの因縁鑑定を。鑑定料一件3,000円の安心料金」――もしやと思って電話をしてみる。概要を話 […]

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名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
菩提寺社会問題
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第181話 アブナカッタ……

 ある檀家さんがご両親の23回忌の法事の打ち合わせに来た時に「ちょっとお願いがあるんだけど」と少し言いにくそうに言った。「何ですか」「実は、ちょっとお骨のことで気になってることがあってね」「へえ、どんなことです」「うちの […]

法話カテゴリ
名取芳彦のちょっといい話2
執筆年
2005-2007
法話タグ
菩提寺お墓参りおもいやり
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